西田 幸広氏  のコラム

農地宅地化分譲計画の際におきた見知らぬ墓地の問題を解決した事例

相談事例1

依頼者は、自己が所有する農地について宅地化分譲計画をした際、公図上に全く知らない他人名義の墓地が存在することが判明したため、弁護士と司法書士の両資格を有する当事務所に来所されました。

 

解決方法

墓地名義人を戸籍にて調査したところ、墓地名義人は死亡しており相続人が4名現存することが判明したため、当事務所から相続人に対して、登記手続きへの協力を求める文書を送付しました。
送付文書に対して相続人の一部からお尋ねがあったため、弁護士より内容を丁寧に説明したところ、ご理解され登記手続きに協力していただけることになり円満に解決することができました。