TKU八代住宅展示場には現在、8社のハウスメーカーが出展しています。その中から今回は、〝縦空間〟を活かした多層階の住まいが特徴の「SHOEI住宅 AI-COSS」を紹介します。
1985年、熊本市で一般住宅や大規模建築等を設計・施工・販売する会社として創業したSHOEI住宅。パナソニックが設計した、木と鉄を組み合わせた「テクノストラクチャー工法」をベースに、地域に根ざした企業として歩んできました。そんな同社の新しい事業部として立ち上がった「AI-COSS(アイコス)」。「愛越す家造り あいある住まい」を合言葉に、高性能・高品質でありながらリーズナブルな価格設定の家づくりを提案しています。
暮らしやすさを追求した5層のおうち
AI-COSSの特徴は、〝縦空間〟を最大限に活かした多層階の住まい。同社がこれまで培ったノウハウを取り入れながら、暮らしやすさとこだわりを追求した自由設計ならではの空間が魅力です。「多層階にすることで、無駄な空間を有効に使うことができます。モデルハウスを見ていただくとわかるのですが、5層のおうちで屋根裏まで使えるんですよ。空間を活かした遊び心のある家づくりは、若い世代にも喜ばれています」と同社の園田課長は話します。
ワクワクしながら回れるアイデア満載のモデルハウス!
そんなAI-COSSの魅力をたっぷりと体感できるのが、ここ、TKU八代住宅展示場にある唯一のモデルハウス。
白×黒のシンプルモダンな外観が、まず目を引きます。玄関を開けると、縦空間を活かした〝ハーフ吹き抜け〟の広々としたLDK。ハーフ吹き抜けとは、その名の通り、一般的な吹き抜けの半分くらいの高さの吹抜。天井高が3〜3.8mあり、縦への広がりをつくることで、実際の面積以上のゆとりを感じさせてくれます。リビングに取り入れれば、家族が自然と集まるくつろぎの場に。そこからつながる収納空間と長い土間空間は、逆に天井高を低くしてあり、まるで秘密基地のよう! 収納にはもちろん、子どもたちの遊び場、家族のコミュニケーションスペースとしても大活用しそうな空間です。
2階へ上がると、こちらもまた縦空間を活かした開放感たっぷりの吹き抜け空間が広がっています。中2階には、和風ギャラリーのようなモダンな和室。さらにフロアを上がると小屋裏収納、最上階にはシアタールームも。「ここには何があるの?」とワクワクしながら回れる、アイデアが散りばめられたモデルハウスになっています。
断熱性、省エネ性にもこだわった住まい
AI-COSSの魅力は、空間のおもしろみだけではありません。価格を抑えつつ、大手メーカーにも負けない充実の標準仕様で、性能面にもしっかりとこだわっています。
壁・屋根は、吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱を採用。床下には、外気温に影響されにくい高密度断熱材を敷き詰めています。さらに屋根裏には透湿・遮熱シートを施工。一般的な木造住宅において熱ロスの大部分を占めるといわれる窓の仕様は、高性能断熱サッシ+複層Low-Eガラス(アルゴンガス入り)。これにより断熱はもちろん、紫外線のカットや結露防止、防音にも高い効果を発揮します。さらに、空調ロスの少ない熱交換型のセントラル換気システムで、室内は24時間、きれいで快適な空気が保たれています。
全棟「BELS」取得、ランニングコストが抑えられる省エネ住宅
断熱にもこだわったAI-COSSの家は省エネ性が高く、建てた後のランニングコストを抑えることができます。それを証明するのが、全棟「BELS」を取得していること。BELSとは、建物の省エネルギー性能を、国土交通省が制定したガイドラインに基づき、第三者機関が評価したもの。5段階の星の数で表示される制度で、星が多いほど性能・評価が高いということになります。省エネ住宅として、より多くの星が取れる提案ができるのも強み。そんな同社のこだわりが詰まった省エネ性や快適性も、ぜひモデルハウスで体感してみてください!
創業以来、大切にしているお客様との関係づくり
地域で愛される企業として歩んできたSHOEI住宅。創業以来、ずっと大事にしているのがお客様との関係づくりです。アイコス事業部でも、SHOEI住宅の思いをそのままに、お客様との関係づくりを大切にしています。お引き渡しした後も疎遠になることがないよう、全社員が協力し、年に3回の訪問を徹底して行っています。何かあった時は365日24時間、コールセンターにて対応。「排水口が詰まって流れない」「鍵を紛失して家に入れない」といった水回りと鍵の応急トラブルに関しても、設備修理と同様、コールセンターで常時対応しているのだそう。
また、お引渡し後のお施主様を対象に、2年に一度、グランメッセで「ふれ愛感謝祭」を開催。ステージイベントや各体験ブースなど、家族みんなで楽しんでもらえるよう、社員総出でおもてなしするのが恒例となっています。そんな温かいコミュニケーションと小回りの効く対応がお客様の満足と信頼につながり、ご成約の半分以上はお施主様からの〝ご紹介〟なのだそう。
来場されたお客様には常に自然体で接しているという園田課長。「私はあまりベラベラしゃべる方ではないので…笑、こちらからいろいろ説明するより、お客様が興味を持ってくださったことに対してお答えするようにしています。シンプルなコーディネートと使い勝手の良い多層階の間取り、そして断熱などの仕様の良さもぜひモデルハウスで体感していただきたいです」
展示場で接客されるのが苦手という方も、控えめでやわらかな雰囲気の園田課長ならきっと、自然体で家づくりの話ができそうです。ぜひ現地に、足を運んでみませんか。