TKU八代住宅展示場には現在、8社のハウスメーカーが出展しています。その中から今回は、自然との調和を大切にした和の住まいを得意とする「新規建設」を紹介します。
宮大工に始まり、脈々と受け継がれる〝職人魂〟
昭和49年創業の新規建設株式会社。現社長の規工川祐紀氏は、代々続く宮大工の家系の8代目。〝たくみの術〟を聖職としてきた先人たちから受け継いだ職人気質と、先見の名により、熊本の建築業界を牽引してきました。一門の家訓である「金よりも名をとれ」という言葉を信じ、お客様からの信用を得、思いに寄り添うことを第一に考え、家づくりに取り組んでいます。
まごころの一品製作
そんな同社がこだわっているのが、産業化しない家づくり。「まごころの一品製作」をスローガンに掲げ、規格化されたものではなく、一棟一棟「作品」としての住まいづくりを大事にしています。木造軸組工法をベースに、和風建築からモダンな洋風の住まいまで、お客様のニーズにきめ細やかに対応。規格住宅が増える中、注文住宅ならではの〝理想を叶える丁寧な家づくり〟ができるのが、同社の最大の強みです。
美しく堅牢な和の住まい
中でも同社が得意とするのが、匠の技を結集した和風建築。その佇まいを一目見て、魅了されるお客様も多いとか。八代市に建てたお客様からは、こんな喜びの声が寄せられています。
「住宅展示場の中で、新規建設のモデルハウスは一際目立つ存在でした。和風の外観は私好みのデザインで、こんな家を建てたいと思ったのが家づくりのきっかけです。予算の関係で同じようなものは建てれませんでしたが、完成した家の間取りや外観には大変満足しています。その中でも木の温もりと香り溢れる真壁造りの和室が気に入っています。末永く愛着を持って暮らしていけたらなあと思います」。
自然の木と土の温もりに心癒されるモデルハウス
TKU八代住宅展示場にある同社のモデルハウスは、自然の木と土の温もりに癒される和の住まい。匠の技を活かした、銅板下屋根の玄関がまず目を引きます。深い軒の玄関から中へ入ると、土、竹、石の和のしつらいがお出迎え。リビング&ダイニングは、モダンで落ち着いた和テイストの空間と石貼りのキッチンが印象的です。ダイニングの奥に設けた小上がりのタタミ室は、〝おうち居酒屋〟のようなくつろげるスペース。家族のコミュニケーションやお客様を招いてのホームパーティーなど、楽しさ広がる空間になっています。
匠の技を散りばめた「数寄屋造り」も見どころ!
同社が得意とする、品格ある和室も見どころ。広々とした8帖の和室に、広縁と水屋、お茶も楽しめる炉をしつらえた「数寄屋造り」の空間となっています。「数寄屋」とはもともと、母屋と別に建てられた小さなお茶室のこと。安土桃山時代に始まり、江戸時代には日本の建築様式の一つとして、家屋や料亭などにも広がっていきました。
数寄屋造りには、「内面を磨いて客人をもてなす」という茶人の思想がベースにあります。その特徴は格式ばらない自由なデザイン、無駄な装飾を省き自然との調和を大事にした、洗練された空間。竹や奇木(きぼく)など、素朴に見えて実は高度な技が必要となる、自然の味わいを活かした建築素材との組み合わせも魅力の一つです。
親子2代に渡っての注文や二世帯住宅の注文も多い同社。TKU八代住宅展示場のモデルハウスは、二世帯住宅としても参考にしていただけます。1階には、タタミコーナーもある旅館のような雰囲気の寝室、2階には勾配天井のモダンな寝室、さらにそこから階段を上がると、タタミ敷きのロフト空間が、、、!
匠の技を散りばめた心落ち着く和のテイストとモダンなデザインが融合した、他社にはなかなかマネできない同社のモデルハウス。ぜひ現地で、その素晴らしさを体感してみませんか。
八代市で完成見学会を開催「小屋裏のある平屋2LDK」
4月16日(日)までは、毎週土日、八代市でお客様邸の完成見学会を開催しています。今回完成したのは「小屋裏のある平屋2LDK」。夫婦の暮らしにちょうど良い広さと使い勝手の良い間取り、暮らしにゆとりをもたらす収納など、見どころがいっぱい。宮大工から脈々と受け継がれた揺るぎない匠の技に、モダンな風を吹き込んだ、魅力あふれる住まいを体感できます。同社モデルハウスのスタッフが、現地までご案内いたします。お気軽にお尋ねください。